革財布 メンズ おしゃれ
いいデザインとは何でしょうか?その価値観をブランドで判断する人は、そのブランドはどのような『いわれ』で人気人気なのか?を気にしたりしませんでしょうか?
実は、裏話ですが、長年僕のようなデザイン家業を生業にしているとちょっと疑問になる時があります。 たとえば、イタリアのブランドだったら、そのイタリアの会社がデザインしていると一般的に思われがちですが、実は僕のような日本人がデザインしている時があるのです。
たとえばイタリアの本家ブランドは、 販売ライセンスを許可しているだけで 実際ブランドをデザインしているのは私のような日本人だったというのが多くあるのです。
これは別に悪いことでも珍しいことでもありません。そのデザインを通すときは、チーフデザイナーの(アプルーバル)許可が必要で、日本のデザイナーがデザインをいくつも描いて、アプルーバルが許された商品だけが販売されると言うことになります。言い換えればイタリアデザイナーの許可した お墨付き商品を販売すると言うことなのです。
このようにデザインは他人がしていても、有名ブランドがこのデザインだったらうちのブランド名を名付けることを許します と言うのがアプルーバルです。
何が言いたいかと言いますと、消費者はブランドに価値を感じて買うのであって、実際の商品の良さを本当に判断しているのか?と言う疑問があると言うことです。
ブランドで商品の価値を決める時には 商品の価値も自分の感覚で買う 事に注意したほうがいいような気がします。
ブランドライセンス商法
ではライセンス商法なんて そんなもので判断したくない ?すなわちブランドの名前だけで物を買うのが嫌だって言う人はどうするのか? たとえば無印●品とは、そういう疑問からできたブランドで、 ブランドが無いのだけど良品だと 言う逆説的なブランドだと僕は思うのです。
いいものの判断基準とは
いい物を見分けるというのは それは消費者一人一人が自分に合ったいいものを見分けるしかありません。
もちろん、個人の好みによってもいいものの定義は変わります。要は自分で良いものを見分ける目を育てる楽しみがあってもいいのではないか?と言うことで、このブログから
1耐久性 2世界三大レザーブランドとはなにか?3革財布の高級感とは という三つの判断基準をご提案いたします。
1革財布何年使える?耐久性を考える
革財布は何年使えるのか?そのお話をする前に材料には大きく分けて3つの種類があると言うことをお話しします
1天然皮革→ いわゆる本革と呼ばれる物
2合成皮革 →これはいわゆる石油、プラスティックでできている素材。
3オーガニック素材 →サボテン パイナップルなどを原料にしてアレルギー体質などに優しい素材です。しかし、原料の60パーセントはやはり石油でできている。
しかし、これらの素材で耐久力が一番あるのはなにか?と言うはなしになると、それは天然皮革がダントツです 天然皮革はきちんとメンテナンスすると10年でも長持ちします。対して、合成皮革は3年から4年 オーガニックは5年程度と一般的に言われています
2世界三大レザーブランドとはなにか?
世界三大レザーブランドとは次のような革のことを言います。
1コードバン→革のダイヤモンドとも言われています 馬お尻の革で、表面に艶があって、非常に美しい素材です
2ブライドルレザー→ よくコードバンと間違われたりしますが、見た目は全く違います。馬具を作る素材で、耐久性 耐水性に優れている ブレームという楼のようなワックスがついており、知らない人は汚れていると思うかもしれません 使い込むとコードバンのような艶がでてきます
3イタリアンレザー→革のなめし方法が独特で、ピット槽というプールを使う。日本にも有名な革タンナーがある。
これらの革が一般的に世界3大レザーを言われています これら一つ一つの革についての詳しくはリンクからご覧ください
3革財布のいいデザインとは自分の価値観です。
自分にとっての高級 かっこいいとは何かを考える このサイトを作っている僕自身は自分の好みがはっきりしています。アルミの特殊な金具がついていたり、見た感じが男っぱい物であったり、陶器のような手作り感だったりです。そして 手触りに独特の素材感のあるもの 。その上で耐久性 がある物です。
そう言う革財布が世の中になかなか存在しない。 だから自分の好きな物を作ってみよう と言うのが自分のとってのかっこいい物 だったのです。