革財布 マニアック
ブランドにはハイブランドとマニアックブランドがあります。ハイブランドとは言い換えれば有名ブランドのことで、当然のことながら 一般的に人気があり、沢山の数量が売れています。人気あるブランドとは緻密なマーケティングの末 消費者の好みを徹底的に分析して、購入動機の最大公約数を狙います。
消費者は購入する商品が人気があればあるほど いいものとして認知し、購入動機にさらに拍車がかかります。ハイブランドメーカーは購入動機を拡大する仕掛けを作ります。 それは宣伝であったり、販売ルートの設定であったり、STP設定であったり、いろいろです。
販売戦略を組むための人数も数十人、場合によっては数百人の人たちが関わっていて、膨大な利益が必要となります。そのために商品デザインに冒険ができません。言うなれば『普通』の商品で、誰もがいいものと認めることができる商品です。
革財布 革小物 マニアックブランド
一方 マニアックブランドではマーケティングはほとんどしません。開発者の感性をもとにして、同じ感性を持っている消費者がきっといるはずだと信じて開発するものです。
有名なところではアップルの創立者スティーブ・ジョブズはマーケティングが大嫌いだったといいます。マーケティングとは過去のデーターの蓄積で、どんなものを作ったら売れるか?を分析する物理のような事です。ジョブズ氏はそれでは新しい物ができないという信念を持っていたと言う逸話があります。
でもそのような マニアックブランドだったアップルも ヒット商品を出しました。世界一売れたプロダクトiPhoneです。
iPhoneはマニアックな商品だったのですがいまや、ハイブランドとしてマス商品になって行きました。
このように、アップルもコンピューター業界のマニアックブランドだったように、マーケティングから生まれるのではなく、感性だけを頼りにして作るブランドをマニアックプランドといいます。
leather goods lab が作る商品は当然マニアックブランドです。ハンドメイドとは何か?をテーマコンセプトにしています。