1手縫い財布 手作りの定義
革財布や手作り革バックで特に強度のかかる部分は手縫いを行います。特別に強度のかかるところと、ミシンで縫えないところを一眼一眼丁寧に手で縫い合わせていきます。
ミシンを使わないで手縫いをする理由は ミシンでは縫えないほど太い糸を使っていくからです。革というのはメンテナンスをきちんとすると何十年も長持ちします。その革の耐久性に耐えれる糸を使わなくてはなりません。
手縫いのプロセスは、まず菱目打ちっていう縫い穴を開ける道具で革に縫い穴を慎重に開けていきます。針と手だけでは表面が丈夫な革は穴が開かないので、縫わなければならない箇所にあらかじめ菱目打ちで穴を開けます。 手縫いの穴空けはその名の通り菱目になります。これはどんな効果があるのかというと、穴あけ工具の針先が菱形になっているため、縫い目が斜めに整然と走り、革に食い込んでいく様な印象を与えます。
手縫い用の糸は普通のミシンの糸よりも太いものを使います ミシン用の糸は一番太いもので0番あるいは5番と言うのを使い、見た目に丈夫そうなインパクトを与えます。実際にミシン糸よりも丈夫です。
実際に画像を見ていただけたらわかると思います
手縫いこそ手で縫い穴を開けて一眼一眼ぬいます。その際に縫い糸にロウやワックスをつけ、糸に腰を与えて、糸がばらけたり、よじれたりしにくくしていきます。
いよいよ商品に手縫いをする場合には、商品を固定する固定台を使います。写真の様な洗濯バサミの大きなやつみたいなものに商品を挟んで固定して両手をつかって一つずつ縫っていくのです。
2手縫いのメリットとは
手縫いのメリットとは ふと番手のミシンでは一般的に使えないほどの糸の太さが使えるので、丈夫です。 そして見た目が美しい。一本一本縫うので手の温もりみたいな感性が伝わる と言うことです
反対にデメリットは時間がかかる当然コストもかかると言うことですね。
Leather goods labの商品はほとんどが手縫い 強度のある 何年も使える 財布、手作り感覚を重視しています。