手作り工房 型紙 プロセス
型紙は職人の感性が重要になる 。
素材を知り。デザインのポイントをおさえないといいものができません。
特にレディスの商品を作るには感性が重要です。型紙を作れる女性職人はなかなかいません。どうしても男性が型を切ることになります。男性が型紙を作る時は経験と、勘や繊細な感性が必要になると言われています。
1手作り工房 革財布 型紙
縫製品 たとえばカバン 手作り財布 手袋 パスケース ショルダーバッグ バックパック ボディバッグ ウエストポーチなどどんな物でも必ず通るプロセスがあります。
それは型紙です。型紙が無かったり、寸法が狂ってたりすると どんなに腕のいい革職人 革工房でも、生産はおろか、サンプルさえできないでしょう それもそのはずで 革職人はいくら手作り財布や手作りカバンといっても、1から10までを一枚ずつ手切り裁断しているわけではありません。そこにはテンプレートのような物が必要です そのテンプレートとなるものが型紙です。
型紙とは通常1枚のボール紙をパーツごとに切り抜いて作ります。少しでも狂っていると縫製する事に大きな狂いとなり、いいものができません。もちろんこのサイトのようにツートンカラーに染めるのであれば、染め位置もわからなくなります。
2型紙と抜き型
型紙は抜き型という刃のついた金属製の型で抜きます 革の抜き型と合皮の抜き型ではまた種類が違って革を抜く抜き方は丈夫な抜き型です。また、合皮は何枚か重ねて抜けますが 革はそういうわけにはいきません 1枚ずつ丁寧にぬかなければなりません 重ねて抜くと寸法の狂いも出てきますし、傷の見分けがつきません 革は動物ですので生きている間は怪我をするのですが その怪我が傷となって表面にでてきます。 完璧に傷がない革というのもなかなかないものなので職人の目で見て使うか使わないか、判断していきます。
3自動裁断機と手作り
最近は自動裁断機というものがあって型紙の入力をしておくり自動的に切ってくれる裁断機もあります。ですが、革を裁断する場合は人間の目で見て裁断するしか今のところ無いようです、というのはコンピューターは繊細な傷を判断できないからです。
いいものを作るためには、革職人が革を一枚ずつ裁断して作らなければならない事です。 手作りとはいわゆる大量生産に向いていません。手作りの味を出すためにはどうしても、一つずつを吟味して作らないと良いものが出来ないからです。
コメント