財布 マニア デザインソロ活動
僕は1959 年生まれのプロダクトデザイナーで 未だ現役です。某グループでブランドマネージメント活動をしています。普段はチームでデザインをして、サイト作りから、プロダクトデザイン、マーケティングまで関わってきました。ですから、ここ最近までは、ソロで活動をやることはありませんでした。
チーム活動では、マーケティングと意見が合わない、デザイナー同士でやりたい方向が違う、とそれぞれの考えが人によって違うこともしばしば。これは当たり前のことなのです。グループ活動の中では、デザイナーはチームの方向性に合わせたデザインをしなければブランドマネージメントはできません。
つまりは、ブランドにおいて、チーム活動をすると言う事は個人的に作りたいデザインは まずは出来ないと言ってもいいでしょう。
ソロ活動の意味
意外かもしれませんが、デザイナーがデザインを自分の思い通りに創ろうとすると、どうしても資金作り、マーケティング、サイトデザイン、SEO、プロダクトデザインなどを たった一人でやらなくてはならなくなります。なので今までは躊躇していましたが、結局、これからはソロ活動をしてみることにしました。初心に帰って 自分一人でブランドを立ち上げたらどうなるのか? ということがずっと心に引っかかっていたのです。
僕にとっては、全くのソロで活動するのは初めての試みですが、「作りたいものを作る」これからは自分の納得のできるデザインをやってみたいと思うのです。
職人さんについて
たった一人と言いましたが、協力してくれる腕のいい職人さん には お願いをしなければなりません。僕自身も職人の一人だと思っていますが、本物の腕のいい職人さんとは年季が違います 。また、色々なアイテムを創ろうとしたら 色々なその道の職人さんが必要になります。餅は餅屋ということです。
じゃあ僕は何をするのかと言うと基本理念と型紙を担当していきます。それとデザインとコンセプト作りですね。
leather-goods labのサイトの事
職人さんは自分の技術を人に教えることは嫌います。しかし、僕は今日、これだけ情報化社会において、ノウハウは隠せるものではないと思います。 ですから逆にノウハウを全部解説して、読者に興味を持ってもらうことが第一だと思います。
ある程度は職人さんたちも、サイトのことを理解してくれる人たちでなければなりません。また、経営コンサルタントの人たちは普通、『開発の裏側まで見せてしまうと、共感は逆に得られない、裏舞台は泥臭くて、ちょっと引かれますよ』と言いますが、それは大手に言えることだと思います。
「ECサイトで独立しよう」僕のNOTEブログ
2021年より note で「ECサイトで独立しよう」というブログを始めました。
これは、実際にleather goods lab のECサイトの立ち上げる順番まで、半年間自分がやってきたと事をまとめて記事にしてきました。
全く、やったことがない人でも「ECサイトで独立しよう」を見れば、立ち上げるその順番がわかる様にしているつもりです。
そして僕自身も、実際にECサイトを立ち上げて、自分の作りたいものを作って、またnotoにその反省点や、サイトの動きを書きまとめていくと、サイトはどうなっていくのか?と言うことを実際にやってみるという試みです。
まさにデザインの実験室という意味でブランド名を leather goods lab と名付けました。
今はまだアイテム数もたくさんありません 染革財布があるだけです。が、これからどんどん面白いものを作っていきたいと思っています。
コメント