1革財布 染色デザイン
デザインツールにはいろいろありますが僕はアドビーイラストレータを使っています。
アドビーイラストレータは その名の通り アドビー社のイラストレーターというソフトですが、安いソフトではないので 使ったことのなり人はもっと簡単なキャンパスなどのフリーソフトで十分だと思います。ただ、イラストレーターは画像の貼り付けや 色の調合などが自由にできて商品イメージを掴むのに適しているから使っています。
革素材をそのままスキャナーで取り込んだり、金具の写真をそのままスキャナーで読み込んだり、もちろん革染め素材も取り込めます。
ツートーンの染めのオーダーメイド手染めの予約表のデザインも.イラストレータと画像を組み合わせて、オーダーカラーイメージの染め色を表現するのに使いました オーダーカラーのリンクはこちらから↓
2オーダーメイドの手染めにデザイン画の効用
第一には、商品を作る前にどんな商品になるかは指示書が無いと革職人はわかりません。
特に今回は2トーンの手染めの革財布を作りたかったので、色の変化する位置が何処からなのか?がわからないと違ったものが上がってきます。だから出来上がり完成図をデザイン画であらかじめ作って職人さんに示すということです。
第二には、デザイナー自身自分の作品がどうなるか確認ができます。どんな商品になるか全くわからないまま、想像力だけで作ってしまったら失敗確率が増えます。失敗したらコストが高くつくのもそうですが、せっかく職人さんがその気になっているときに仕事を渡せないとモチベーションが喪失してしまいます。
第三には、僕のようなたった一人でデザインを描いてECサイトを立ち上げる人間だったら必要ありませんが、誰かと協力しあってECサイトを立ち上げる場合にはデザイン画の発表をしてサイトイメージも靴っておかないと、ブランドの方向性がどこにいくか分からなります。
第四に オーダーメイド予約表を作って財布のカラーをお客さんにわかってもらわないと受注が来ません。
商品は革財布を折りたたみと長財布を作画したものです。この時には手作り工房someruというブランド名を考えましたが、色々と手作り工房で実験してみたい 染めるだけがデザインではない。 という意図を込めて最終的にLeather goods labというブランド名にしました。